埼玉県日台親善協会は7月28日、台湾新北市汐止区にある新北市立保長国民小学校を訪問しました。訪問の理由は、同校が「7つの習慣」(リーダーインミー)を取り入れ、こどもの「品格教育」を実施し、非常に高い評価を受けているからです。
(「7つの習慣」(リーダーインミー)、校長先生がしてくださったレクチャーについては下の記事をご参照ください)
台湾の先進教育小学校を視察①(埼玉県日台親善協会)|坪田としたか(ビジョンと政策があります!ふじみ野市議会議員・新台湾国策シンクタンク 客員研究員
台湾の先進教育小学校を視察②(埼玉県日台親善協会)|坪田としたか(ビジョンと政策があります!ふじみ野市議会議員・新台湾国策シンクタンク 客員研究員
それでは、保長小学校の校内を参観させていただきましたので、みてみましょう。程一民教頭先生にご案内いただきました。

7つの習慣の1、「主体的に積極的に、自分自身のリーダーになる」と書かれていますね。基本中の基本です。
下は、「人を利することが、己を利する」、いわゆる利他ですね。
「自身で悟りを開き、悟りの教えを説いて他者を悟りに導く」後半は仏教の教えですね。日本の公立学校で、こういった内容を教えているところあるでしょうか。

教頭先生が一年生の使命宣言を解説してくださっています。
「言葉は、よい言葉を述べる」「行いは、よい行いをする」「心では、よいことを考える」。第一の習慣「主体的に積極的に」と通じますね。

下は、こどもたちのそれぞれの使命宣言を書いたものです。
低学年では、空欄の子も。大丈夫、みんなと一緒なら、必ず書ける。

図書館の文字は、額からはみ出しています。視察された境町の橋本正裕町長が気付かれ、質問されたそうです。
回答は「枠にはまらない」。こどもには、無限の可能性がある。それは大人も同じ。

図書館の中は、くつろげる空間を意識し、設計されています。

これは、ジョギングの累計距離を、台湾、そして世界地図に書いていく、というもの。これは壮大ですね。体育と国土観、国際観を養うという趣旨です。これも日本の公立学校ではなさそう。



学年ごとのジョギング距離を、交通移動にたとえ、その場合の二酸化炭素低減量を計算しています。

これは、「7つの習慣(7H)を意識して、書店で本を買う」という活動です。

図書館の購入書をこどもたちが決めるのですが、決定に至る過程で、7つの習慣を用いるというもの。かなり哲学的な内容です。


下は、先生たちの紹介写真です。台湾では普通かな?
優秀な教師を表彰し、掲示するというのもよく行われています。
教師の質は、教育の中心要素です。人が人を育てるのです。

総務業務の年間最高目標?。担当の先生と時期が書かれています。

計画の達成状況。TAKE HOME STUDENT DEVICE(学校のデジタル機器の自宅での利用)のプロジェクトです。
上段には、全校教師の参加、研修の達成状況、シーズ(モデル)教師の認証、デジタル学習の特徴、毎学期の評価報告、数量化学習(補習の成果)
など書かれています。
下段には、Goodnote slido canva padlet chatGPTなどの使用紹介が書かれています。

学校の三大目標が書かれていますね。

三つの目標、①校園文化(環境整備)、②生活技能、③学業の達成具合を
木の絵に描いていくものです。



ライトハウス(灯台)校は、世界全体の約一割の優秀評価校のことです。

新北市や教育部からの表彰です。

正門、校庭からみた校舎。
今回の訪問は感謝しかありません。教育の本質を知る機会となりました。
教育の本質は、人が人に行い、また行われるもの。個人だけのものでありません。クラスメイト、先輩後輩、クラス、教師、学校、保護者、地域を巻きこみます。
利人利己、自覚覚他
他者を利することは自らを利する。
自ら悟り、他者へ及ぼす
黄校長、程教頭、誠にありがとうございました。


コメントを残す