228事件79周年、台湾と日本

渋谷ユーロスペースで台湾映画「湯徳章-私は誰なのか」を鑑賞いたしました。
館内には、228国家記念館と埼玉県日台親善協会の資料が展示されています。ご協力いただきました、配給会社の太秦さまにご挨拶をさせていただき、黄銘正、連禎恵両監督にサインもいただきました。

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映画を見た私坪田の感想は「長いみちのり」。黄銘正、連禎恵監督はじめ関係者の方は、映画の製作に、多くの時間を用いられました。湯徳章を探す人を追うとともに、非常にセンシティブである遺族である養子の甥、姪の方への取材に、細心の力を尽くされました。
同時に、この映画は、80年という時間が過ぎた、戦後の台湾の歴史を映し出す効果も含んでいます。また、それへの対象点としての日本というメタファーも、同じ80年という戦後の時間軸で感じることが可能です。

戦後、台湾と日本は、予期せぬ状況に陥り、台湾で生じた惨事について、向き合い、対応することが国民、社会のレベルでままなりませんでした。本年、湯徳章の映画が日本で公開され、228国家記念館の資料が公開されるまで、長いみちのり、時間が必要でした。しかし、そのみちのりを経て、我々はあらためて台湾の歴史に向き合うことができるようになりました。

こうしたことからも、湯徳章の映画の意義はとても大きく、また、我々、埼玉県日台親善協会が川口で228国家記念館ポスター展を行う(4月11日)ことも同様の意義があると考えます。

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私たちはみちのりを到達しましたが、ただそれがゴールではありません。このことを契機に、我々は新しい関係を築いていける、と考えます。
かつて日本は豊かで、台湾は日本ほどではありませんでした。今は違います。経済だけでなく、文化、社会の様々な領域で、日本は台湾から多くのことを学ぶべきと思います。そういう意味では、湯徳章の映画、台湾の歴史は、日本を探す意味が含まれている。我々の活動の核心もそこにあると感じています。


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