7月27日、新北市新荘区所在の史明文物館を訪問しました。
台湾独立運動に生涯をささげた史明の資料が展示されています。
台湾の富裕家庭に生まれた史明は、早稲田大学を卒業後、中国の共産革命に憧れ、戦前の日本統治下の中国の上海、北京で、中国共産党のスパイ業務を行います。そして共産党の本拠地陝西省の延安で、共産党員となる訓練を受けますが、党内差別や暴力による横行などを目のあたりにして、共産党と離れ、台湾に戻ります。

台湾独立活動に従事する中、身柄拘束の危険を逃れるため、日本へ亡命、池袋で中華食堂「新珍味」を経営するかたわら、台湾人による初めての台湾人通史「台湾人400年史」を執筆、出版します。(新珍味は現在も経営されており、同じ建物の上にある記念館が、月末の土曜日に予約公開されています。)

同時に、台湾での独立に向けたテロ活動を工作、自身も2度、台湾に密入国します。蒋経国暗殺を計画した海外のグループとも協力関係にありました。館内では1970年の蒋経国暗殺未遂事件に関する証言映像も流されています。同館は、蔡英文総統も訪問したことがあります。

史明文物館からは、史明の資料の使用などの協力をいただけることになりました。今後の活動にご注目ください。
史明教育基金会の黄敏紅董事長には大変お世話になりました。ありがとうございました。


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