小山三郎:高雄市大樹区公所を訪問

7月31日、台湾の高雄市大樹区公所を訪問し、1914年(大正3年)に、埼玉県熊谷出身の小山三郎氏が建立した飯田豊二氏追悼記念碑の管理状況について、楊明融区長、黄飛鳳市議会議員、荘毅冠大樹文史協会理事長と懇談させていただきました。

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1913年(大正2年)、高雄と屏東の間を流れる下淡水(現高屏)渓に鉄道橋をかける工事を行っていた台湾総督府鉄道部の飯田豊二技師を含む16人は、マラリアなどで工事中に亡くなりました。
1914年に打狗保線事務所所長に任ぜられた小山三郎は、有志で追悼記念碑を建立し、碑文を記しました。
大樹区に所在する九曲堂駅付近には、上記記念碑が現存しています。
記念碑は、「国定古蹟二級」に指定されています。※下淡水渓鉄橋は、「国定古蹟」。

現地では、飯田豊二氏は有名で、道路の行先案内板にも、「飯田豊二記念碑」が表示されています。飯田氏が工事に従事した鉄橋をたたえる歌がつくられています。隣の屏東では、飯田氏の絵本が作られています。
飯田氏のご遺族や、沼津市長も、区公所や記念碑を訪問されているそうです。

なお、九曲堂駅付近は、パイナップルの生産で有名です。
1923年に、皇太子が乗られた列車が、高雄から屏東へ向かう際、九曲堂駅では、パイナップルのおおきなつくりものを作成し、お迎えしたとのことです。
大樹区は、ビール醸造に不可欠な「良質な湧き水(泉水)」の産地、そして地ビールに使われる高級フルーツの産地として、台湾のクラフトビール界で非常に重要な役割を果たしています。
大樹区がビールと深く結びついている理由は以下の3点です。
1. 醸造に使われる名水「龍目井」の泉水
大樹区は水質が優れていることで台湾国内でも有名です。特に「龍目井(りゅうもくせい)」と呼ばれるエリアの湧き水は、ミネラルが豊富でビールの醸造に最適とされています。
高師精釀ビール: 国立高雄師範大学の生科系チームが、大樹区に工場を構える「勝者精釀(Winner Brewing)」と産学連携して開発した本格クラフトビールです。このビールには大樹の龍目井の泉水が100%使用されています。 
2. ビールに使われる最高級ライチ「玉荷包」の産地
大樹区は、台湾一のブランドライチである「玉荷包(ギョッカホウ)」の最大の産地です。 
玉荷包クラフトビール: 大樹区の伝統ある農場(芳境農場など)や農協が、地元の新鮮な玉荷包ライチをふんだんに使った「Takau桑 玉荷包精釀啤酒」などのフルーツビールを開発しています。ライチ独特の甘みと香りがビールの苦味を抑え、国際的な食品展などでも高く評価されています。 
3. パイナップルの産地が生み出すフレーバー
大樹区は台湾を代表するパイナップル(金鑽鳳梨など)の名産地でもあります。地元の特産品を活かしたパイナップル風味のクラフトビールや、お茶と掛け合わせた烏龍茶ビールなども地域ブランドとして注目を集めています。 
ビールを楽しめるスポット
大樹区内にある大型複合リゾート「義大世界(エッダ・ワールド)」には、台湾を代表する人気クラフトビールメーカー「金色三麥(SUNMAI)」の高雄義大店(ビアホール)があり、美味しいビールと食事が楽しめます。 

したがって、パイナップルケーキと、クラフトビール(高雄熊)をお土産にいただきました。

ぜひ、飯田豊二氏の追悼記念碑が現存する九曲堂駅、大樹区役所を訪問していただきたいです。
区公所のみなさま、大変ありがとうございました。

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下は中国語版です。


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